宇都宮法務行政書士事務所

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準消費貸借契約

準消費貸借契約とは、消費貸借によらないで金銭その他の物を給付する債務を負う場合において、その物を消費貸借の目的とすることを約する契約をいいます(民法588条)。

例えば、AがBに商品を10個売り、Bが代金100万円の支払いがすぐにはできなかったとします。
このとき、AB間の合意により、BがAに100万円借りたということにするのが、準消費貸借契約です。

準消費貸借契約をするメリットは、次のとおりです。
① Bは、お金が準備できたときにいつでも返還できる(民法591条)。
② 商品の売買代金債務の場合、先取特権が発生するが、これが消滅する。
③ Aは、10個の売買代金債権を訴求せずとも、1個の貸金債権を訴求できる。

また、未払い利息を元本に組み入れ、新たに借り入れたとする処理も準消費貸借契約に該当します。